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西武信用金庫、Salesforce Partners導入で外部機関との情報を一元管理
西武信用金庫はSalesforce Partnersを導入し、外部機関と情報を一元管理できる仕組みを構築した。電子メールやExcelでのやり取りの削減を目指す。
セールスフォース・ドットコムは10月9日、西武信用金庫が外部の連携機関と情報を共有できるSaaS(サービスとしてのソフトウェア)型の代理店プロセス管理ソリューション「Salesforce Partners」を採用したと発表した。同金庫と外部機関の専門家が中小企業に提供する経営診断と面談記録を一元管理し、共有できるようになる。年内に稼働の開始を予定している。
同金庫では、Excelや電子メールで外部の機関と情報をやり取りしていた。これらのツールは、利用者の誤操作などによって情報漏えいが起こりやすいという課題を抱えていた。
そこで、Webブラウザ上で情報の閲覧や共有ができるSalesforce Partnersの採用を決めた。データベースは共通のものを利用し、外部機関への情報公開の制限を設定できる。お互いが必要とする情報を機密性を保持したままでリアルタイムに共有でき、サービス提供の迅速化や効率化も実現するという。
同金庫はSalesforce Partnersの導入により、中小企業の支援機関との連携を強化していくとしている。
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