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ベイテック、Google Apps導入支援サービスを100社まで2カ月間無償で提供
ベイテックシステムズは、Google AppsとGoogle App Engineの導入支援サービスとして、ホームページ管理などの機能の導入をサポートする。
ソフトウェア開発のベイテックシステムズは10月15日、Googleの企業向け統合ソフトウェア「Google Apps」と「Google App Engine」の導入支援サービスを開始すると発表した。同社のカスタマーセンターの職員が、メールやチャット、Webカメラ、「Skype」を用いてサポートする。100社まで合計30時間までの導入サポートと、導入後2カ月の支援を無償で提供するプロジェクトも開始する。
同サービスでは、ホームページ管理や電子メール機能、カレンダーのグループ共有機能、会議室予約機能、行き先予定表機能など、Google Appsを用いた社内情報システムの機能やテンプレートを提供する。ベイテックの原口豊社長は「企業が独自で運営できる体勢を整えられるようサポートする。部署単位や機能単位で導入した後、全社や全機能導入ができるよう、ノウハウを提供する」とコメントしている。
Google Appsは、オンライン上で情報を管理するサービス。Googleがサービスをホスティングするため、ユーザーはハードウェア環境を構築したりソフトウェアをダウンロードしたりする必要がない。システムの保守業務が必要ないため、システム管理コストや手間を削減できる。
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