マカフィーは10月22日、仮想化やストレージなどの企業向けアプリケーションに対応したアンチウイルス製品を国内市場へ順次投入すると発表した。
発売するのは、VMware環境に対応した「McAfee VirusScan Enterprise for Offline Virtual Images」とSAPのNetWeaver向けの「同 for SAP NetWeaver」、ストレージ向けの「同 for Storage」の3製品。for Offline Virtual Imagesを同日から、for SAP NetWeaverおよびfor Storageを2009年に発売する。
for Offline Virtual Imagesでは、オフライン状態の仮想イメージに対して定義ファイルの自動更新や、ウイルススキャン、修正を実施でき、起動時の仮想環境のセキュリティを確保するという。
for SAP NetWeaverでは、WebサイトなどからSAPのデータベースに直接送信、入力されたデータなどのウイルス対策を実施し、データベースへの侵入を防御する。for Storageでは、ファイルがストレージシステムに伝送される直前にウイルススキャンなどを実施し、ストレージ環境内でマルウェア感染が広がるのを防御するという。
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