米Microsoftは10月29日に、「Windows Vista Service Pack 2(SP2)」のテストを開始する。同社が公式ブログで明らかにした。
テストはまず、Technology Adoption Programを利用する少数の顧客を対象に実施する。正式版のリリース日については「品質次第」で、顧客やパートナーのフィードバックにより決めるとしている。
SP2は、VistaおよびそのSP1で動作するアプリケーション、公開されているAPIで書かれたアプリケーションに対応し、またWindows Server 2008もカバーする。
SP2β版には、信頼性、パフォーマンス、互換性の問題に関するリリース済みのフィックスや、以下の新機能が含まれる。
- デスクトップ検索ツール「Windows Search 4.0」
- 最近のBluetooth技術仕様のほとんどをサポートする「Bluetooth 2.1 Feature Pack」
- Blu-rayメディアへのネイティブなデータ書き込み
- Wi-Fi設定を簡単にする「Windows Connect Now(WCN)」
- exFATファイルシステムでUTCタイムスタンプがサポート可能に。複数のタイムゾーンをまたいで正確にファイルを同期化できるようになる
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