ニュース
福井県の介護保険サイトに不正アクセス 運用を一時停止:ウイルス感染の確認と駆除を呼びかけ
福井県は、不正アクセスを受けた期間でホームページにアクセスした場合、ウイルス「JS_AGENT.IMK」「TROJ_AGENT.ATPF」に感染している可能性があるとして、注意を呼びかけている。
福井県の「介護保険なんでも情報発信ホームページ」に不正アクセスがあったとして、運用を一時停止している。
不正アクセスがあったのは11月13日の16時45分で、サイトを一時停止したのは11月19日の2時20分。一時停止するまでにホームページを閲覧した場合、ウイルス「JS_AGENT.IMK」「TROJ_AGENT.ATPF」に感染している恐れがあるという。福井県は無料のスキャンツールによる感染の確認と駆除を勧めている。
同県によると個人情報の流出はなく、現在サーバの修正と安全確認を行っている。再開までには「しばらく時間がかかる見込み」という。
同ホームページと同じサーバを利用している「ふくい保健・医療・福祉情報提供システム」「ふくいエンゼルネット」「ふくい健康広場」「福井県こども家族館HP」もサービスを一時停止している。
関連記事
- 不審なZIPに注意:PayPalを装う偽メール、添付ファイルでワームに感染
「あなたのアカウントが第三者に不正アクセスされた形跡があります」などの文面で添付ファイルを開かせようとする。 - 復旧のめどは立たず:徳島県県土整備部のHP、外部からの不正攻撃で運用を一時停止
徳島県県土整備部ホームページが外部から不正な攻撃を受け、運用を一時停止している。現在攻撃内容の詳細を調査しており、復旧のめどは未定という。 - サイトを臨時閉鎖:全農サイトで不正改ざん、閲覧者をマルウェアサイトに誘導
JA全農のWebサイトが何者によって改ざんされ、閲覧者をマルウェア感染サイトに誘導する不正リンクが埋め込まれた。 - <オルタナティブ・ブログ>不正アクセスで成績書き換えの学生が起訴(海外速報部ログ)
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.