愉快犯から個人情報を狙う標的型攻撃に注意――シマンテックは、クリスマスや年末年始で利用機会の増えるオンランショッピングにおける「セキュリティ5カ条」を紹介している。被害に遭わないための最低限の対策だという。
第一条 必ずセキュリティソフトウェアがインストールされたPCを使用する
セキュリティソフトウェアがインストールされていないPCを使うことは、家のドアに鍵をかけずに外出することと同様である。
第二条 疑わしいメールには返事をしない、添付ファイルを開かない
注文していない商品に関する連絡など、少しでも怪しいメールが届いた場合には添付ファイルを開いたり、安易に返信したりしてはいけない。個人情報が盗まれたり、マルウェアに感染したりする恐れがある。
第三条 パスワードは複雑に
オンラインショッピングではログインIDやパスワードが必要になるが、できるだけ複雑で他人が分からないようなアルファベット文字や特殊文字を組み合わせたIDとパスワードを設定する。多くの他人の目に触れる場所での入力は控えること。
第四条 重要データのバックアップ
オンラインショッピングの取引記録など、特に重要だと考えられるデータについてはバックアップを取っておく。
第五条 セキュリティソフトウェアを常に最新の状態に
オンラインの脅威は年々変化している。セキュリティソフトウェアは、常に最新のバージョンに更新し、同様にブラウザも常に最新のものに更新しておく。
関連記事
- 今度は避けたい――サーバルームに初詣で
お正月休みも目の前。でも社内セキュリティのチェックは大丈夫? 万が一にも「システムトラブルで呼び出され、サーバルームに初詣で…」ということのないように。 - 年末年始のセキュリティチェック9カ条――JPCERT/CCが呼びかけ
JPCERTコーディネーションセンターは、年末年始の長期休暇前後に確認すべきセキュリティ対策項目を紹介した。 - 管理者の年末年始は「備えあれば憂いなし」
情報システム部部長の梶原に呼び出され、緊急時の対応体制についてあれこれ聞かれた大田君。質問に答えているうちに見えてきた課題とは……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.