ニュース
ユニクロが新たなユーザー参加型プロモーション 東京をテーマにGoogle Maps活用:グローバル展開を見据えて
グローバル展開を視野に入れるユニクロは、プロモーション活動の一環として東京をテーマにしたユーザー参加型コンテンツを公開した。
ユニクロは12月15日、ユーザー参加型プロモーションコンテンツ「TOKYO MARCH」を公開した。グローバル展開を図るユニクロのプロモーション活動の一環で、ユニクロ製品を着た人が世界中を行進する様子をWeb上で閲覧できる「UNIQLO MARCH」の新コンテンツという位置づけだ。
TOKYO MARCHは、地図サービス「Google Maps」を使い、東京の地図上を行進する仮想的なコンテンツを再現したもの。東京の主要な80カ所を進する様子をリアルタイムに閲覧でき、「ユニクロ製品を愛用する人たちがつながりを体験できる」という。
同コンテンツにユーザー登録をすると、行進者の先頭に登録者のアイコンが1つ加わる。アイコンをクリックすると、登録者のブログやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)へのリンクが表示される。行進の距離や位置を把握できるブログパーツも公開するなど、インターネット経由で世界中のユニクロ愛用者とつながりが持てる仕掛けを取り入れた。
ユニクロは日本に加え、ニューヨークやロンドン、パリ、香港、ソウル、上海、北京などに出店を進めており、今後は世界の各都市における同様のコンテンツを展開していくという。
関連記事
- 日本のインターネット企業 変革の旗手たち【番外編】:ユニクロスタンダードをグローバルへ
ユニクロのビジネスは、商品の企画・製造・販売のすべてを1社で行う製造小売(SPA)というやり方で知られている。全リスクを自らとり、コントロールすることが強みとなるこのモデルでは、情報システムが担う役割は大きい。ファーストリテイリング執行役員CIOの岡田章二氏に話を聞いた。 - NEC、「ユニクロ」のシステムを強化
NECはカジュアル衣料ブランド「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリング向けの商品管理システムの強化を10月に完了したと発表した。 - アイティセレクト特選事例:ユニクロが求めたデータ分析の要とは?
販売点数が4億点を超えるユニクロ。膨大なデータをストレスなく解析する秘策とは。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.