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Cisco、複数製品の脆弱性に対処Security ManagerとUC Managerに

Security Managerの脆弱性ではMySQLデータベースやIPS Event Viewerサーバにアクセスされる恐れがある。

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 米Cisco Systemsは1月21日、2件のセキュリティアドバイザリーを公開し、Security ManagerとUnified Communications Managerの脆弱性に対処した。

 Security Managerの脆弱性は、Cisco IPS Event Viewerと併用した場合に発生する。悪用された場合、認証を受けないリモートの攻撃者がMySQLデータベースやIPS Event Viewerのサーバにアクセスできるようになる。深刻度は、共通指標CVSSのスコアで8.8(最大値10.0)。

 Unified Communications Managerでは、Certificate Authority Proxy Function(CAPF)サービスにDoS(サービス妨害)の脆弱性があり、悪用されると音声サービスに支障が出る可能性がある。ただしCAPFサービスはデフォルトで無効になっており、深刻度はCVSSのスコアで7.8となっている。

 Ciscoはソフトウェアアップデートを公開して、これら脆弱性に対処した。いずれの脆弱性も事前に情報が公開されたり、実際に悪用されたりしたという報告は入っていないという。

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