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米Sun、SailFinの基盤となる「GlassFish 2.1」をリリース
GlassFishの最新ビルド版が公開された。SIPサーブレットをサポートし、VoIPに対応する。
米Sun MicrosystemsのGlassFish Communityは1月23日、オープンソースのJavaアプリケーションサーバ「GlassFish 2.1」の最終ビルド(v2.1 b60e Promoted Build)をリリースした。コミュニティーのWebサイトでコードを入手できる。
最新版は、SIPサーブレットコンテナを含むテレコム向けサーバ「SailFin 1.0」の基盤となるもので、SIPサーブレットをサポートし、VoIPに対応する。
Java Messaging Service(JMS)準拠の「OpenMQ 4.3」を統合した。500以上のバグ修正のほか、クラスタリングのShoal Group Management Service(GMS)、Webサービススタック「Metro」、HTTPエンジンの「Glizzly」など一部技術の品質も改善した。
CDDL(Common Development and Distribution License)1.0とGNU General Public License(GPL)v2のデュアルライセンス形式をとる。対応プラットフォームは、Windows、Solaris SPARC、Solaris X86、Linux、Mac OS X、AIX。
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