Novell、仮想化に対応したシステム管理「PlateSpin Orchestrate 2.0」
NovellはXen、Microsoft Hyper-V、VMware ESX、VMware ESXiをサポートするデータセンター管理基盤を発表した。仮想マシンと物理リソースを単一のインタフェースで管理できる。
Novellは米国時間の2月25日、仮想化技術に対応したデータセンター管理プラットフォームの最新版「PlateSpin Orchestrate 2.0」の提供を開始した。主要ハイパーバイザー技術をサポートし、異機種が混在する環境で仮想マシンのライフサイクル全体を管理できる。
PlateSpin Orchestrateは、これまで「Novell ZENworks Orchestrator」と呼ばれていたシステム管理製品。同社が昨年買収したPlateSpinの仮想化管理技術を組み合わせた。
同製品を利用して、仮想マシンと物理リソースを単一のインタフェースで管理できる。リソース管理、ジョブマネジメント、動的プロビジョニング、ポリシー管理、規制順守などの機能があり、ハイパーバイザーは、「SUSE Linux Enterprise Server」に組み込まれたXen、「Microsoft Hyper-V」「VMware ESX」「VMware ESXi」をサポートした。ESXはネイティブサポートとなり、「VMware vCenter」なしでESXベースの仮想マシンを管理できるという。
特徴は、LDAPサポート、直感的に操作できる管理画面、ユーザー定義イベント/トリガーに基づく高度な自動化機能、拡張性など。基本的機能を求める顧客にも、堅牢な自動化機能を求める顧客にも対応するという。
Novellは24日、VMwareとISV向けの仮想アプライアンス開発、ESXでのSUSE Linux Enterprise Server対応で提携したことも発表している。
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