ニュース
アテナ、1枚当たり180円の非接触ICカード
アテナ スマートカード ソリューションズの非接触スマートカードの新製品は、1枚当たりの価格を抑えることで、運転免許証や企業向けIDカードといった用途向けの大量導入を担う。
アテナ スマートカード ソリューションズは3月2日、国際標準のISO14443 Type Bに準拠した非接触スマートカードの提供を開始した。1枚当たりの価格を抑え、大量導入に適しているとしている。
非接触スマートカード「Athena Smart Plus」にはハッキング対策などが施された独自開発のカードオペレーティングシステムを搭載。チップには8、16ビットのRISC型マイクロコントローラを採用することで低価格化を実現したという。価格は10万枚導入の場合1枚当たり180円、100万枚の場合1枚当たり150円となる。
メモリは8キロバイトで階層型のファイルシステムを採用、ディレクトリやファイルは発行者が自由に作成でき、ファイルはPINや暗号鍵、指紋での保護が可能。電子マネー機能も搭載している。国内外問わず、大規模IDカードや運転免許証、公共交通機関、電子マネー、企業向けIDカードなどの用途を中心に年間3000万枚の売り上げを目指すとしている。
関連記事
- アテナ、Windows Server 2003のPKI機能を利用できるICカードソリューション
アテナは、ICカードを使ってWindows Server 2003のPKI機能を利用できる「ASECard for Windows」の販売を開始した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.