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「子供と安全なネット利用について会話して」――フィルタリング活用を訴える:全国3000店舗で
青少年の安全なネット利用の普及を目的に、フィルタリングの活用を呼び掛けるキャンペーンが全国の家電量販店などで始まった。
青少年の安全なインターネット利用を目的に、フィルタリング技術の活用を呼び掛けるキャンペーンが3月6日、全国約3000店舗の家電量販店や携帯電話ショップなどで一斉に始まった。
都内で行われたキャンペーンの開始イベントには、内閣府や総務省、経済産業省のほか、キャンペーンに参加するインターネット協会や業界関係者らが出席し、フィルタリング技術を搭載したセキュリティ対策製品やサービスの普及を訴えた。
4月1日には「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」(通称、青少年インターネット環境整備法)が施行され、インターネット利用における有害サイトへのアクセスを防止する取り組みが行政および民間に求められるようになる。
出席者らは、「保護者はインターネットの安全な利用について子供と話し合う機会を持ってほしい」(並木正芳内閣府大臣政務官)、「“インターネットを使わせない”ではなく、安全な使い方を学ぶ取り組みが大切」(國分明男インターネット協会副理事長)と呼び掛けた。
キャンペーンは4月6日まで実施され、来店者などにポスターやパンフレットなどを通じてフィルタリング技術を紹介していく。
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