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セキュアブレイン、サイト改ざんを検知するSaaS型監視サービスを開始:自動解析の機能も
セキュアブレインは、企業のWebサイトの不正改ざんを監視するSaaS型サービスを開始した。
セキュアブレインは、企業のWebサイトの不正改ざんを監視する「gredセキュリティサービス」を開始した。SaaS(サービスとしてのソフトウェア)形態で提供する。
同サービスは、1日当たり4/8/24回の頻度でユーザー企業のWebサイトが不正に改ざんされていないかを継続的に監視する。問題が検出されると、管理者へ警告メールで通知するとともに、閲覧者にはメンテナンス画面を表示してマルウェア感染などの被害を防止する。
不審なファイルがサイト内に埋め込まれた場合は、自動的に解析を行って結果を管理者へ通知し、併せて駆除ツールも提供する。利用企業は、自社サイトに同サービスでセキュリティ対策を実施していることをユーザーに通知する画像を掲示できる。
利用料金は、1日当たり4回のスキャンを実施する場合が月額3万円(税別)、同8回が月額5万円。同24回が月額10万円。いずれも解析可能ファイルが30種まで、監視対象ページ数が999ページまでで、それ以上の場合は個別見積もりで対応する。
サービスは、ソフトバンクBBとライセンスオンライン、日立情報システムズ、CSK-ITマネジメント、ケイ・ジー・ティーが販売する。
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