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日立が社長交代、後任は日立プラントテクノロジー会長の川村隆氏:古川現社長は副会長に
日立製作所は4月1日付で日立プラントテクノロジー取締役会長兼日立マクセル取締役会長の川村隆氏を会長兼社長に迎える人事を発表した。
日立製作所は3月16日、日立プラントテクノロジー取締役会長兼日立マクセル取締役会長の川村隆氏が、4月1日付で会長兼社長に就任する人事を発表した。現社長の古川一夫氏は副会長に退く。
川村氏は1962年に東京大学工学部を卒業後、同年に日立製作所に入社、1999年に副社長に就任した。2003年に日立ソフトウェアエンジニアリングの会長兼執行役に就任後、2005年には日立プラント建設(現日立プラントテクノロジー)の取締役会長、2006年には日立ソフトウェアエンジニアリングの取締役会長、2007年には日立マクセルの取締役会長に就くなど、会長職を歴任してきた。
日立は2009年3月期の連結業績予想で、7000億円の赤字に転落する見通しと発表している。
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