大阪市は、市民が受信した内容を選択できるメールマガジン「大阪市メールマガジン」を6月中旬から本格運用する。同市およびメール配信システムを納入したエイケア・システムズが発表した。
大阪市メールマガジンでは、コンサートなどのイベント案内や、観光スポット情報、チケットプレゼント案内、講座案内、市有不動産の売却情報といった内容を市民が自由に選び、PCと携帯電話で受信できるのが特徴。西区および中央区、淀川区、住之江区、旭区では、各区独自の情報も選択できる。
同市では、インターネットを活用した市民への情報伝達をスムーズに提供する目的で、コンテンツマネージメントシステム(CMS)を導入済み。エイケア・システムズは、CMSと連携するメール配信システム「MailPublisher X」を納入した。同社は、職員が複雑なメール配信設定を行う手間がないといった点が同市に受け入れられたと説明している。
MailPublisher Xは、配信遅延率が0.2%以下で、NTTドコモとau、ソフトバンクモバイルへの配信にも対応した大企業向けメール配信システム。サントリーや大塚商会、エプソン販売などでも利用しているという。
関連記事
- HMVジャパン、商品訴求のプロセスを自動化するシステムを導入
HMVジャパンは、顧客が求める音楽などのコンテンツを、確実かつ迅速に訴求するため、顧客分析や電子メールの配信を自動で行うシステムを導入した。 - 登下校情報メール配信サービスは、学校のITインフラとして普及するか
自治体にとって安全確保は最も重要な課題の1つである。特に子どもの安全に対する保護者の関心が高く、さまざまな取り組みが始まっている。ここでは、登下校メール配信サービス「HotConPass」を取り上げ、同サービスの可能性を考える。 - エイケア・システムズとインフォテリア、マーケティング管理システムで提携
エイケア・システムズとインフォテリアは、顧客向けマーケティングサイクルを容易に実現する「キャンペーンマネジメントシステム」の提供を開始する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.