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ストラタス、高可用性の仮想化環境を構築するソフトウェアの新版を発表
日本ストラタスは、Citrix XenServerをベースに、高可用性の仮想化環境を安価に構築するソフトウェアの新版を発表した。
日本ストラタステクノロジーは6月10日、「Stratus Avance Software version 1.5」を発表した。
同製品は、高可用性の仮想化環境を安価に構築するためのもの。仮想化プラットフォームとして「Citrix XenServer」を採用、DELLの「PowerEdge」やHPの「HP ProLiant」など、標準的なx86サーバ2台にインストールすることで、仮想マシンの状態を常時監視する。障害検知やエラー処理は自動化され、99.99%以上の可用性を実現できるとしている。
このソリューションには、同社がftServerで培ってきたハードウェアの診断機能が生かされており、物理的に離れた2拠点間でのディザスタリカバリ構成にも標準で対応した。
一般的にこうした高可用性の仮想化環境を構築するには、SANなどの共有ディスクが前提となるが、同ソフトウェアではサーバ間でのミラーリング(RAID1)や単体サーバ内でのハードウェアRAIDにも対応し、共有ディスクを必要としないのが特徴。なお、大容量ストレージやデータ共有のニーズに対応するため、「DELL EqualLogic PS5000E」に対応、iSCSIデバイスのサポートも進めている。
価格は初年度のテクニカルサポート費も含み、2ノード1システムで98万円。
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