ニュース
Windowsインターネットネームサービスの悪用コードが出現? 8月パッチの早期適用を
Microsoftが8月の月例パッチで対処した「MS09-039」の脆弱性を突く悪用コードが出回っているという情報がある。
Microsoftが8月の月例パッチで対処した「MS09-039」の脆弱性を突く悪用コードが、早くも出回っているとみられる。SANS Internet Storm Centerが読者から寄せられた情報として8月18日付で伝えた。
12日に月例パッチが公開されたMS09-039では、Windowsインターネットネームサービス(WINS)の脆弱性を解決した。細工を施したパケットを脆弱性のあるWINSサーバで受信した場合、コードを実行される可能性がある。
SANSによれば、WINSレプリケーションに使われているTCP 42番ポートをターゲットとしたトラフィックが急増しているという。現時点で詳しい技術情報を入手していないとSANSは述べているが、まだMS09-039のパッチを適用していない場合は早急に対応すべきという。
関連記事
- 8月のMSパッチが公開、緊急5件を含む計9件
Microsoftは8月の月例セキュリティ情報を公開した。内訳は「緊急」が5件、「重要」が4件となる。 - 8月のMSパッチ、企業ユーザーは緊急3件の適用に留意を
Microsoftが公開した月例セキュリティ情報のうち、ATLやOffice Webコンポーネントの脆弱性など緊急レベルの3件は、企業ユーザーが適用する上で注意が必要だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.