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Cisco製品にDoS誘発の脆弱性、アップデートで対処

ルータなどのファイアウォールに、意図せず脆弱性を発生させるデータストリームの存在が確認されているという。

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 米Cisco Systemsのスイッチとルータに搭載されているファイアウォールモジュールに脆弱性が見つかり、同社が8月19日付のソフトウェアアップデートで問題を解決した。

 Ciscoのアドバイザリーによると、脆弱性はCatalyst 6500 SeriesスイッチとCisco 7600 Seriesルータに搭載されている「Firewall Services Module」(FWSM)に存在する。攻撃者がこの問題を悪用すると、細工を施したICMPメッセージを送りつけることにより、サービス妨害(DoS)状態を誘発させることできる。

 現時点で意図的に悪用されたケースは見つかっていないが、通常の運用中に問題に見舞われた顧客が複数あり、意図せずこの脆弱性を発生させるデータストリームの存在が確認されたという。

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