米Appleは9月22日付で音楽管理ソフト「iTunes」のセキュリティアップデートを公開し、Mac OS XとWindowsの両方に影響する深刻な脆弱性に対処した。
Appleのアドバイザリーによると、「iTunes 9.0.1」では「.pls」ファイルの処理に関するバッファオーバーフロー問題を解決した。細工を施した.plsファイルを使ってこの問題を悪用された場合、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードを実行されたりする恐れがあった。
アップデートの対象となるOSはMac OS X 10.4.11以降とWindows XP、VistaおよびWindows 7。iTunes画面の「ヘルプ」メニューから「更新ファイルを確認」を選ぶとダウンロードできる。
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