SRA OSSとアシスト、PostgreSQL支援サービス提供で提携
SRA OSSとアシストは、PostgreSQLの技術支援で業務提携を発表。Oracleデータベースに実績の豊富なアシストは、PostgreSQLの支援サービスを順次開始する。
SRA OSSとアシストは10月1日、オープンソースソフトウェアのオブジェクト関係データベース管理システム(ORDBMS)「PostgreSQL」の技術支援で業務提携を発表。SRA OSSの技術支援を受け、アシストはPostgreSQLの各種技術支援サービスの販売・提供を開始した。
アシストでは、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org」支援サービスを展開しているが、顧客企業からはデータベース分野における支援要請が数多く寄せられていた。Oracleデータベースに実績の豊富な同社だが、データベースシステム構築支援で培ったノウハウとSRA OSSの技術支援を受けることで、今回のサービスの提供に至った。
発表されたPostgreSQL支援サービスは、プロダクトサポートサービスと技術支援サービスの2種類。プロダクトサポートサービスは、マニュアルレべルでの調査、発生事象の再現確認を行うエントリレベルと、エントリレベルのサポートにソースレベル確認、修正パッチ提供などを加えたスタンダードレベルに分けられている。価格は1CPUソケット当たり18万円から。技術支援サービスは、導入、データ移行、バックアップリカバリ設計/実装に関する支援を行うもので、価格は要問い合わせ。
今後両社は、2010年3月に、24時間365日対応のエンタープライズレベルの保守サービスの開始を予定するほか、設計、構築、運用フェーズにおける技術支援サービスを展開する予定としている。
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