ニュース
チェック・ポイント、5万種のアプリを識別するセキュリティ機能を提供
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、FaceTime Communicationsが持つ5万種以上のアプリケーションデータベースを利用したセキュリティ制御機能を2010年に提供する。
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは11月25日、アプリケーションの利用を制御するセキュリティ対策機能を2010年中に提供すると発表した。このほど買収したFaceTime Communicationsのアプリケーションデータベースを活用する。
FaceTime Communicationsは、5万種以上のアプリケーションデータベースを保有していた。チェック・ポイントはアプリケーションの使用状況を詳細に把握する制御機能を新たに開発し、FaceTime Communicationsのデータベースと統合することで、管理者が不正なアプリケーションの利用を効率的に制限できるようにする。
同社では「Software Blade」という機能拡張が容易なセキュリティアーキテクチャを展開しており、新機能はSoftware Bladeの一つのメニューとして2010年初頭に提供する計画。価格などは未定としている。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
関連記事
- 拡張性ある新アーキテクチャに自信、Check PointのCEO
Check Point Software TechnologiesのシュエッドCEOが来日し、2009年から導入した新しい製品アーキテクチャの展開について説明した。 - ファイアウォールでユーザー動向を可視化せよ、米Palo AltoのCTO
米ファイアウォールベンダーPalo Altoは、アプリケーション制御を伴ったネットワーク防御の必要性を訴求する。 - 定義ファイルに依存しないマルウェアの検出技術、McAfeeの場合
新種マルウェアが激増する昨今、定義ファイルだけでは脅威を検出するのが難しいとして新たな検出技術が登場している。米McAfeeが導入を進めている新技術を説明した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.