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サーバ仮想化比率は高まるが、出荷金額ベースではマイナス成長――国内仮想化サーバ市場
IDC Japanは、国内仮想化サーバ市場の最新予測を発表した。同市場の2008年〜2013年の年間平均成長率はプラス18.3%で推移し、2013年の国内仮想化サーバ市場の出荷台数は14万4000台と予測。しかし出荷金額ベースでみるとマイナス成長であるという。
IDC Japanは12月7日、2009年上半期(1月〜6月)の出荷実績と市場動向に基づいた国内仮想化サーバ市場の最新予測を発表した。
リポートによると、2009年の国内仮想化サーバ市場の出荷台数は前年比1.6%減の6万1000台。同年の国内サーバ市場全体の出荷台数は前年比17.9%減と2けたの落ち込みになる見込みであるのに対し、同市場に対する景気後退の影響は軽微にとどまる見込みであるという。
同市場の2008〜2013年の年間平均成長率はプラス18.3%で推移し、2013年の国内仮想化サーバ市場の出荷台数は14万4000台と予測している。また、国内サーバ市場全体のサーバ出荷台数に占める仮想化サーバの比率を示す「サーバ仮想化比率」は、2009年の12.3%から23.2%になる見込みであるとしている。
なお、同調査の「仮想化サーバ」とは、仮想化環境を構築するために出荷されたサーバと定義されている。これを出荷金額ベースでみると、2013年に1331億円に達すると予測、ただし年間平均成長率ではマイナス4.2%であるという。
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