東洋大学は、教育機関向けSNS「manaba course」を導入し、約3万人の全学生が情報を共有する基盤を構築した。SNSを提供した朝日ネットが2月9日に発表した。
東洋大学の全学部および大学院の学生が使うSNSを構築。予習や復習などに適したコンテンツを教員がSNS上に作成し、学生が活用する。提供する機能が絞られており、マニュアルを読まなくても使えるという点を評価し、manaba courseを採用した。
manaba courseは、大学などの教育機関で学生と教員の情報伝達を支援するSNS。教員がSNS上に担当講義のコミュニティーを作成し、関連するコンテンツを更新できる。テストやアンケート、リポートなどの課題を出題したり、学生の成績を管理したりすることも可能としている。
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