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Oracle、SOA管理ツールのAmberPointを買収
AmberPointの獲得により、「Oracle Fusion Middleware」のSOA機能の強化を図る。
米Oracleは2月8日、SOA(サービス指向アーキテクチャ)管理ツールの米AmberPointを買収することで合意に達したと発表した。取引は2010年前半に完了の見込み。買収金額などの詳細は公表されていない。
AmberPointは2001年創業の非公開企業。コンポジットアプリケーションを管理するためのソリューションを世界63カ国以上で提供している。同社は2009年10月、Oracle 11gスイート向けのアプリケーション管理ツールを発表している。
OracleはAmberPointのSOA管理製品を、ミドルウェア製品群「Oracle Fusion Middleware」の「Oracle SOA Suite」「Oracle SOA Governance」「Oracle Enterprise Manager」などと組み合わせることで、業務に影響が及ぶ前にアプリケーション性能および商取引の問題を解決する機能を促進できるとしている。
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