Mozillaは3月30日付でFirefoxブラウザ旧バージョンの更新版となるFirefox 3.5.9と3.0.19を公開し、複数の深刻な脆弱性に対処した。
Mozillaのセキュリティアドバイザリーによれば、今回修正した脆弱性のうち、「メモリ破壊の形跡があるクラッシュ」や「nsTreeSelectionにおける解放済みメモリの使用によるリモートコード実行」など5件の脆弱性は危険度が高く、重要度「最高」の区分けとなっている。
また、Thunderbird 3.0.4とSeaMonkey 2.0.4も同時に公開され、Firefoxと共通する脆弱性が修正された。
なお、ブラウザの最新バージョンのFirefox 3.6.2は3月22日に先行公開している。30日に公開した脆弱性情報には、同バージョンで対処済みのものも含まれる。
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