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日通、縦割りだったIT基盤をプライベートクラウドに移行導入事例

日通はサイロ型だった既存のIT基盤を、プライベートクラウドに移行した。展開の迅速化およびコストの削減(30%)につながったという。

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 日本通運(以下、日通)は自社のIT基盤をプライベートクラウドに移行した。環境の構築を支援したEMCジャパンが6月9日に発表した。

 従来日通では、IT基盤をサイロ型(縦割り)で導入および運用しており、高コスト体質であると同時に、システムインテグレーターに依存する部分が大きかったという。今回、プライベート基盤に移行したことで、例えばこれまで2カ月かかっていたIT基盤の調達を、10日に短縮できたとしている(アプリケーションとインフラの一体調達ではなく、インフラだけを調達できるようになったため)。また、新たに災害対策サイトも構築しつつ、ITインフラの構築・運用コストを30%削減できたという。

 今後は2014年をめどに、現在データセンターに保有している業務アプリケーションサーバを、企業内クラウドに移行する計画だ。

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