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Google Appsをワイオミング州が採用 1万人の職員が利用
州政府は、メールシステムのGmailへの統一などにより、年額100万ドルのコスト削減が可能だとしている。
米Googleは6月22日(現地時間)、米ワイオミング州政府がGoogle Appsの導入を完了したと発表した。同州政府の約1万人の職員が、Googleのメールシステム、予定表、オンラインオフィススイートなどを利用する。
ワイオミング州知事のマット・ミード氏は発表文で、昨年10月の契約から導入完了までに9カ月しかかからなかったことを誇りに思うと語った。
同州では職員のメールシステムとして13のプラットフォームを利用していたが、これをGmailに統一したことにより、ライセンス料やサーバなどのコストを年間100万ドル削減できるという。
Google Appsは米一般調達局(GSA)から米連邦情報セキュリティ管理法(FISMA)に基づく認定を受けており、ワシントンD.C.やロサンゼルス市などが採用している。
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