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HTC、Android端末の脆弱性発覚で対処を表明

HTCが個人情報流出につながる脆弱性の存在を確認し、問題を修正するためのパッチを近く配信すると表明した。

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 台湾のHTC製Android搭載スマートフォンに個人情報流出につながる脆弱性があると報じられた問題で、HTCがこの脆弱性の存在を確認して対処を表明したと、Android関連情報サイトのAndroid Policeが10月4日に伝えた。

 この脆弱性はAndroid Policeが1日に情報を公開していたもので、「EVO 3D」「EVO 4G」「Thunderbolt」などが影響を受けるとされる。この脆弱性を突いた悪質なアプリをインストールすると、メールアドレス、GPSのロケーション情報、電話番号、テキストメッセージのデータなどにアクセスされる恐れが指摘されていた。

 Android Policeはこの問題についてHTCが対応を表明したとして、同社のコメントをWebサイトに掲載した。この中でHTCは、「調査の結果、悪質なサードパーティーアプリケーションによって悪用される可能性のある脆弱性があることが分かった」と説明。現時点で顧客がこの問題の影響を受けたという情報は入っていないとした。

 現在、この問題を修正するためのパッチの開発を進めており、近くワイヤレスネットワーク経由で配信し、ユーザーにダウンロード/インストールしてもらう予定だという。それまでの間、信頼できない提供元からのアプリケーション入手には慎重を期してほしいと呼び掛けている。

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