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Google、クラウド型データベース「Google Cloud SQL」を発表
Googleが、salesforce.comのDatabase.comやOracle Public Cloudのデータベースサービスのようなクラウド型データベースサービスを開始した。
米Googleは10月6日(現地時間)、開発者向けクラウドサービス「Google App Engine」で利用できるクラウドデータベース「Google Cloud SQL」を発表した。スタート時点では人数制限のある無料のプレビュー版となっており、専用ページから利用を申し込める。
JDBCとDB-APIをサポートしており、JavaあるいはPythonで構築したApp Engineアプリ向けのMySQLデータベースをGoogleのクラウド上で構築・運営できる。インスタンスの上限は10Gバイト。アプリの構築のために、グラフィカルなユーザーインタフェースが用意されている。
データベースのメンテナンス管理はGoogleが行い、データは複数のデータセンターにレプリケートされる。
Googleによると、クラウドデータベースはApp Engineユーザーから最もリクエストが多い機能の1つだという。
プレビューは無料で提供しているが、正式版は有料になる見込み。価格などの詳細は、課金を開始する30日前には発表するとしている。
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