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エージェントレスでサーバの不正変更も検知、トレンドマイクロが新製品
トレンドマイクロはサーバセキュリティ製品の最新版「Trend Micro Deep Security 8.0」を発表した。
トレンドマイクロは11月7日、サーバ向け統合セキュリティ製品の最新版「Trend Micro Deep Security 8.0」を発表した。12月19日から受注を開始する。
Trend Micro Deep Securityは、サーバにおける脆弱性対策やファイアウォール、変更監視、セキュリティログ監視、ウイルス対策などの機能を提供する。エージェントソフトとバーチャルアプライアンスで構成される。
最新版ではヴイエムウェアのAPI「VMware vShield Endpoint」を利用しており、エージェントレスでサーバのファイルやレジストリなどの不正な変更を業界で初めて検知できるようにしたという。またエージェントツールからクラウド上の脅威データベースの最新情報を利用できるなどの機能強化も図った。
エージェントとバーチャルアプライアンスのラインアップや価格などは以下の通り。
Deep Securityエージェント
製品名 | 参考標準価格(税別) | 対応機能 |
---|---|---|
Trend Micro Deep Security Standard | 17万9000円 | 脆弱性対策、ファイアウォール、ファイルやレジストリなどの変更監視、セキュリティログ監視 |
Trend Micro Deep Security Advance | 21万3500円 | 脆弱性対策、ファイアウォール、ファイルやレジストリなどの変更監視、セキュリティログ監視、ウイルス対策 |
Trend Micro Deep Security Virtual Patch | 12万5300円 | 脆弱性対策、ファイアウォール |
Trend Micro Deep Security PCI DSS | 10万7400円 | ファイルやレジストリなどの変更監視、セキュリティログ監視 |
Deep Securityバーチャルアプライアンス
製品名 | 参考標準価格(税別) | 対応機能 |
---|---|---|
Trend Micro Deep Security Virtual Appliance Anti Virus | 16万円 | ウイルス対策 |
Trend Micro Deep Security Virtual Appliance Standard | 33万円 | 脆弱性対策、ファイアウォール、ファイルの変更監視 |
Trend Micro Deep Security Virtual Appliance Advance | 40万円 | 脆弱性対策、ファイアウォール、ファイルの変更監視、ウイルス対策 |
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