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Microsoft、LG電子とAndroid関連特許で契約 これでAndroidの7割カバーに
Microsoftは米国で販売されるAndroid端末の7割以上からライセンス料を徴収できることになる。
米Microsoftは1月12日(現地時間)、韓国のLG Electronicsと特許ライセンス契約を結んだと発表した。LGが製造・販売する米Googleの「Android」および「Chrome OS」を採用するタブレットおよびスマートフォンについて、Microsoftが特許使用料を受け取る。金額などの契約の詳細は公表されていない。
同社はこれまでにSamsung、HTC、Acer、オンキヨーなど10社とGoogle関連製品のライセンス契約を結んでいる。LGとの新たな契約により、米国で販売されるすべてのAndroidスマートフォンの7割以上がMicrosoftの特許をライセンスされることになったという。
米Googleが昨年8月に買収すると発表した米MotorolaはMicrosoftとライセンス契約を結んでおらず、Microsoftと係争中だ。また、Microsoftは米Barnes & NobleをAndroid搭載電子書籍リーダー「NOOK」が特許を侵害しているとして提訴している。
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