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NECとIBM、OpenFlowの導入事例を発表

米スタンフォード大学やデータサービスのTervela、Selerityで採用されたという。

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 IBMとNECは米国時間の1月24日、ネットワーク制御技術「OpenFlow」を採用した両社製品の導入事例を発表した。米スタンフォード大学やデータサービスのTervela、金融情報サービスのSelerityで利用されているという。

 OpenFlow技術は、アプリケーションやサービスの状況に応じてソフトウェアが仮想的にネットワークの経路を自動設定する。スタンフォードがOpenFlowのプロトコルを開発しており、Open Networking Foundationで標準化された。OpenFlow対応製品として、IBMでは10/40Gbps対応のトップ・オブ・ラックスイッチ、NECでは「プログラマブルフロー」ネットワークコントローラーなどを開発している。

 OpenFlow対応製品を導入したスタンフォード大学は、大学の本番ネットワークと並立する形でOpenFlowベースのネットワークを構築。Tervelaは世界的なトレーディング、リスク分析、eコマースのサービス基盤に採用した。Selerityは超低遅延のイベントデータ配信サービスに活用しているという。

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