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ソリトンシステムズ、脆弱性悪用マルウェアに備えるセキュリティソフトを発売

定義ファイルを用いず、4つの検知エンジンで脆弱性を悪用するマルウェアの検出・ブロックを行うWindows向けセキュリティソフトを発売する。

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 ソリトンシステムズは2月1日、脆弱性悪用型のマルウェアの検出・ブロックを行うWindows向けセキュリティ対策ソフト「Zerona」を発売した。既存のウイルス対策ソフトとも併用できる。

 Zeronaは、定義ファイルを用いずに4つの検知エンジンによって脆弱性を悪用するタイプのマルウェアの検出し、その実行を阻止する。定義ファイルを利用するマルウェア検出に比べて、コンピュータへの負荷が小さいことや、未知の脆弱性を悪用する攻撃にも対応できるのが特徴だという。

 4つの検知エンジンは、コード実行型攻撃の検知・防御する「ZDP」、静的分析を行う「Static」、仮想空間での振る舞いから分析する「Sandbox」、実行プロセスの動作を監視する「HIPS」。製品ライアンアップは、コード実行型攻撃防御機能の「Zerona Z1」(1ライセンス税別年間5000円)と、フル機能の「Zerona Z4」(1ライセンス税別年間1万円)の2種類。

 出荷開始日は2月14日で、同社は年間3万ライセンスの販売を見込む。


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