米Googleは2月16日(現地時間)、検索・コンテンツ連動広告「AdSense」のデスクトップ向けと携帯端末向けのサービスを一元化したと発表した。
AdSenseは、Webサイトにコンテンツと関連性の高いGoogle広告を表示するサービス。サイトのデザインに合わせて広告をカスタマイズできるが、従来はモバイルサイト向けには別サービスの「AdSense for Mobile」を利用する必要があった。
新AdSenseでは、モバイル向けバナー広告サイズを選択できるほか、デスクトップ、タブレット、モバイル端末での売り上げを総合的に管理できる。広告は、表示する端末に合わせて自動的にフォーマットされるようになる。
同社は5月1日にAdSense for Mobileを終了する予定。モバイルWebパブリッシャーは同日までに新しいAdSenseにタグをアップデートする必要がある。
米調査会社eMarketerによると、2012年の米モバイル広告市場は18億ドル規模になるという。2011年はメッセージング広告が最も多かったが、今後、検索・コンテンツ広告が伸びると同社はみている。
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