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バークリー音楽大学、DB製品とiPadで入試業務を効率化
年間7000人もの入学志願者に対応するため、米バークリー音楽大学は新たなシステムを導入し業務の効率化を図った。
米国・ボストンのバークリー音楽大学は、米FileMakerのデータベース製品「FileMaker Pro」や米Appleのタブレット端末「iPad」などを活用することで、入試業務の効率化を実現した。ファイルメーカーが5月8日に発表した。
バークリー音楽大学では、米国で300件、海外で30件の入学オーディションで得た年間約7000人の入学志願者データを学内のFileMaker Proに集約して管理。志願者オーディションアプリを作成し、タブレット端末向けデータベースソフトウェア「FileMaker Go for iPad」でデータを閲覧できるようにした。具体的には、オーディションや面接の詳細情報、志願者のパフォーマンスを記録したオンラインビデオ、評価基準の説明文と点数、学生情報システムの学生ID番号、SQLデータベースに入っていたオンライン出願書および成績証明書などのデータが含まれる。これにより、学生募集担当者は持ち運び可能なiPadで志願者データを管理できるようになった。
これまでバークリー音楽大学の教職員80人と募集担当者40人は、志願者データやコメント、入学資格の判断を管理するためにラップトップを世界中に持ち運んでいたが、空港のセキュリティチェックなどで苦労していたという。
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