コールセンター事業を展開するベルシステム24は、業務の標準化を目的に文書管理システムを導入した。システムを提供した日本オラクルが5月23日に発表した。
ベルシステム24が採用したのは、ドキュメントや画像、動画など企業内の各種コンテンツを一元管理する「Oracle WebCenter Content」。2012年3月から稼働している。
同社では、これまで各支店で個別に行っていた類似業務を集約し、効率的な運用を図るために、大量に生成される顧客との契約書、およびその原本管理業務のペーパーレス化を推進していた。新システムを活用することで、管理文書のアクセス権限を役職や担当業務ごとに設定できるほか、契約書の有効期限や更新情報の自動管理、契約書取得の簡便化などを実現した。
同社では今後、紙伝票を使った発注、検収、請求などの業務にも新システムを適用するほか、社内ポータルサイトを通じた情報共有のツールとしての利用を検討していく。
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