米GoogleはWebブラウザの新たな安定版となる「Chrome 20」を6月26日付で公開して、多数の脆弱性を解決した。Windows、Mac、Linux、Chrome Frame向けにリリースしている。
Googleのブログによると、最新版の「Chrome 20.0.1132.43」では計23件の脆弱性に対処した。同社の危険度の4段階評価で最も高い「Critical」に該当するものはないが、上から2番目に高い「High」が15件ある。
脆弱性情報の提供者に支払われる賞金の最高は、64ビットのLinux版にのみ存在する「libxml整数オーバーフロー」の脆弱性の3000ドルとなっている。
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