ウイングアークと日本テラデータは10月4日、大規模なビジネスインテリジェンス(BI)システムの領域で協業すると発表した。協業の第一弾として、ウイングアークの情報活用ダッシュボード製品とテラデータのデータウェアハウスを連携させるためのアダプタ「MotionBoard Adapter for Teradata Database(仮称)」の開発と提供を目指す。
開発予定製品は、ウイングアークが2012年度中にリリースを計画する「MotionBoard Ver4.1」とTeradataデータベースをシームレスに連携させるもので、オプション製品としての提供を予定する。Teradataデータベースに格納されたさまざまなビジネスデータをMotionBoardで高速に分析処理することで、ユーザーが求める情報を迅速に提供できるようになるという。
両社は、協業に基づく大規模なBIシステムの提供により、金融や流通、製造業の大手企業を中心に3年間で30システムの受注を見込む。
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