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ショーワグローブの米国子会社、会計システムを刷新
グローバルでの生産情報管理などを強化するため、手袋業界大手のショーワグローブは米国の子会社にSAPの会計システムを導入した。
手袋業界大手のショーワグローブは、米国子会社の会計システムを新たに稼働した。システム構築を支援した富士通システムズ・ウエストが3月11日に発表した。
ショーワグローブでは、世界中に分散する生産拠点や市場の情報を一元化する情報システムの構築を目的に、2009年からSAPを軸とした「基幹情報システム」を海外展開してきた。このたび米国拠点への展開として、現地子会社であるショーワベストグローブでFI・CO(財務会計・管理会計)のSAPモジュールを適用したSAP会計システムを構築した。
これにより、会計管理、売上分析、原価分析などに使用するデータを日本本社からリアルタイムに閲覧でき、複数セグメントでの分析が可能に。子会社の決算早期化を実現するとともに、原価管理などにかかる間接費用の一部が不要となった。
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