Google、毎日1ドル寄付できるAndroidアプリ「One Today」を米国でテスト中
Googleの「One Today」は、友達に同じプロジェクトへの寄付を呼び掛けるソーシャルな機能もあるAndroid向けマイクロ寄付アプリだ。
米Googleは4月18日(現地時間)、毎日1ドルだけ日替わりの非営利団体(NPO)に寄付できるAndroidアプリ「One Today by Google」をGoogle Playで公開した。ただし、現在は招待制のテスト運用中で、米国でのみ利用できる。
One Todayのページによると、One Todayは「1ドルを寄付するというシンプルな行動を通して人々とNPOを引き合わせるアプリ」という。
日替わりで表示される「Today's Project」のギフトアイコンをタップすることで、そのプロジェクトに1ドルだけ寄付できる。プロジェクトの詳細を確認し、気に入ったものにだけ寄付すればいい。表示されるプロジェクトは、ユーザーの過去の寄付履歴に基づいて最適化されていく。
Google+などのソーシャルサービスの友達に同じプロジェクトへの1ドル寄付を呼び掛ける“ユーザーマッチング”機能があり、応援するプロジェクトに1ドル以上の貢献ができる。自分が寄付したプロジェクトのユーザーマッチングの成果を含む状況を「Impact Tracker」ページで確認できる。
「Today's Project」と「Impact Tracker」の画面。友達が呼び掛けに応じなければ、One Todayコミュニティー内で賛同者を募る。誰も賛同しなければ最終的には設定した金額を自分で寄付することになる
プロジェクトは、GoogleのNPO向けサービス「Google for Nonprofits」のユーザーのものだ(Googleが推奨するプロジェクトというわけではない)。NPO側は参加料などは必要ない。
寄付はGoogle Walletで決済され、NPOには1.9%の手数料を引いた額が送られる。
アプリはAndroid版しか出ていないが、One Todayのページの参加申し込みボタンでは利用端末としてiPhone、BlackBerry、Windows(Windows Phoneのことと思われる)も選択できるようになっている。
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