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Twitter広告、米国で招待制を終了し、一般公開
広告収入増加策を立て続けに打ち出しているTwitterが、これまで招待制にしていたセルフサービス広告プラットフォームを米国で一般公開した。
米Twitterは4月30日(現地時間)、昨年3月に立ち上げたセルフサービス式の広告プログラムを米国の一般ユーザー向けに公開したと発表した。米国内のユーザーは、Twitter Ads self serviceのページから利用を申し込める。
このプログラムは、小規模企業および個人向けのもので、これまでは招待制だった。参加者はプロモアカウントとプロモツイートを利用し、広告料金は成果報酬型。
Twitterは広告プラットフォームのユーザーのフィードバックに基づいて様々な改善を加えてきた。今年の2月には広告APIを公開し、4月に入ってツイート内キーワードに基づくターゲティング広告を開始した。
Twitterの広告事業はまだ比較的規模が小さく、調査会社eMarketerによれば、Twitterの2013年の全世界の広告収入は6億ドル弱になる見通しだが、これらの新機能と今回の広告プラットフォームの一般公開により、広告収入は拡大するだろう。
Twitterは年内にも株式上場に踏み切るとみられている。
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