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Twitter、広告用APIを発表 Adobeなどがツールを提供開始
「Twitter Ads API」を採用したAdobeやsalesforce.comなどの広告管理ツールを利用することで、企業はサービスを横断する広告キャンペーンを、従来より柔軟な設定で構築できるとしている。
米Twitterは2月20日(現地時間)、Twitter上の広告を管理するためのAPI「Twitter Ads API」を発表した。同日、これまでβテストに参加してきた最初のパートナー企業であるAdobe Systems、salesforce.com、Hootsuite、SHIFT、TBG Digitalの5社が、このAPIを利用した広告管理ツールの提供を開始した。
このAPIにより、従来よりも地域やユーザーの好みなどを細かく反映させた広告キャンペーンを構築できるという。Adobeは「Adobe Media Optimizer」にAPIを採用し、Facebook、LinkedIn、Twitter向けの広告を一元的に管理できるようにした。Adobeは、APIの採用により、βテストではTwitterでのフォロワーベースが63%増加し、CPF(フォロワー獲得の単価)は60%削減できたとしている。
Twitterは現在、さらなるパートナー企業を募集している。
また、昨年8月に立ち上げたサードパーティー製アプリを認定する制度「Twitter公認製品プログラム」に、広告関連アプリを追加することも発表した。これまでの認定対象は、「エンゲージメント」「分析」「データの再販」の3つの分野だった。HootSuiteは既に公認製品プログラムのパートナーだ。
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