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Google、IaaSの「Google Compute Engine」を一般公開
Googleが、これまで一部のユーザーに提供してきたIaaSの「Google Compute Engine」の料金体系を改善し、小規模インスタンスも用意して一般に公開した。
米Googleは5月15日(現地時間)、年次開発者会議「Google I/O 2013」において、昨年のGoogle I/Oで発表し、一部のユーザーに提供してきたIaaS(サービスとしてのインフラストラクチャ)、「Google Compute Engine」のプレビュー版を一般に公開したと発表した。
Google Compute Engineは、「Google App Engine」や「Google Cloud SQL」など、同社が自社のデータセンターで運営する一連のクラウドサービスとともにLinuxベースの仮想マシンを利用できるIaaS。さまざまな規模の仮想マシンをオンデマンドで利用できる。仮想マシンの操作には、コマンドラインツール、Webブラウザのユーザーインタフェースが使える他、GoogleのAPIを使って管理ツールを構築することも可能。
クローズドなプレビューユーザーのフィードバックを受け、料金体系を分単位に改善したり、従来より小規模なインスタンスを用意した。
同社はまた、Google App Engineをバージョン1.8.0にアップデートし、PHPランタイムのリミテッドプレビューを開始したことも発表した。
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