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日本IBM、パブリッククラウドサービスの機能を大幅強化
IaaSの「IBM SCE」とPaaSの「IBM SCAS」の両サービスを強化し、最大60日間のトライアルが可能になった。
日本IBMは5月29日、パブリッククラウドサービスのIaaS「IBM SmarterCloud Enterprise(SCE)」およびPaaSの「IBM SmarterCloud Application Services(SCAS)」の機能強化を発表した。機能強化したSCEのサービスは同日から、SCASのサービスは6月28日から利用できる。
機能強化でSCEは「IBM SCE R2.3」、SCASは「IBM SCAS R1.1」となる。IBM SCE R2.3では膨大なデータの保管に適したオブジェクトストレージを全てのユーザーが利用できるようになり、オフィス文書や音声、画像、動画といった大容量のデータの保管とデータへのアクセスを世界中からできるようになった。サービス価格も平均20%値下げしている。
一方、IBM SCAS R1.1ではモバイルアプリケーションの開発環境に適したパターンの追加、稼働中の仮想マシンの監視などの機能を追加。データベースパターンの機能も強化しており、データベースのスナップショットの取得やクローニングが行えるようになった。
両サービスとも最大60日間のトライアル利用も可能になっている。
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