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Sprint、ソフトバンクによる買収案を圧倒的賛成多数で承認
Sprintが臨時株主総会で、ソフトバンクが昨年10月に発表したSprintの買収を98%の支持率で承認した。後はFCCの承認が得られれば、7月には取引は完了する。
米Sprint Nextelは6月25日(現地時間)の臨時株主総会で、ソフトバンクによる買収計画を“圧倒的賛成多数”で承認したと発表した。同社株主の98%が買収を支持したという。
ソフトバンクは11日、米DISH Networkの4月のSprint買収提案を受け、買収金額を15億ドル引き上げており、買収総額は約216億ドル(1株当たりの対価は7.65ドル)となっている。ソフトバンクはSprintの完全親会社になる“New Sprint”の株式の約78%を保有する。
これで、後は米連邦通信委員会(FCC)の承認を待つばかりとなった。同社は、7月には取引を完了するとしている。
買収が完了すれば、ソフトバンクは売上高ベースで世界3位の携帯通信会社になる見込みだ。
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