ニュース
5分で絶対に分かるデータベース:5分で絶対に分かる(4/5 ページ)
本記事では、「データベース」および「データベース管理システム」について、基本的なことから丁寧に解説します。
最新のDB周辺事情(1)
現在、DBMSに求められる要件は厳しくなっており、それに応えるために進化し続けています。最近の動向として、以下のような観点での機能拡張、改良がなされているようです。
DBのデータは、物理的にはディスクなどの記憶装置に保存されています。パフォーマンスを高めるという点では、このディスクの処理速度が課題になるケースが多く見受けられます。システムで扱うデータの量は年々増加傾向にありますが、それに対してディスクの性能は大幅には上がっていないというのが現実です。
それを補うために、大容量のメモリを採用したり、SSD(Solid State Drive)のような高速な装置を採用したりして、データの読み書きの処理を高速化する手法がとられています。また、DBMSの機能が持つ、大きなデータを小さな単位で扱えるパーティション化の手法や、データを圧縮する手法によって、読み書きするデータ量自体を小さくすることもできます。
ハードウェア、ストレージ、OS、DBMSソフトウェアと、DBシステムを構成する要素の選択肢は多岐にわたり、最適な構成を選ばなければならないというのも、情報システム担当者の悩みの種です。これを解決する手段の1つとして、アプライアンスモデルがあります。アプライアンスモデルとは、ハードウェアとソフトウェアが事前に構成された製品のことで、組み合わせテストやセットアップに関するコストに効果があると期待されています。
関連記事
- 5分で絶対に分かるITIL
- 5分で絶対に分かる内部統制
- 5分で絶対に分かるERP
- 5分で絶対に分かるモデリング
- 5分で絶対に分かるUML
- 5分で絶対に分かる情報セキュリティ監査
- 5分で絶対に分かるBPMS
- 5分で絶対に分かるSaaS
- 5分で絶対に分かるSOA
- 5分で絶対に分かるCRM
- 5分で絶対に分かるCIO
- 5分で絶対に分かるプロジェクト管理
- 5分で絶対に分かるシステム開発
- 5分で絶対に分かるビジネス・インテリジェンス
- 5分で絶対に分かるSCM
- 5分で絶対に分かるグリーンIT
- 5分で絶対に分かる日本版SOX法
- 5分で絶対に分かるオフショア開発
- 情報システム用語事典:構成管理データベース
- 情報システム用語辞典:大福帳型データベース
- 情報システム用語事典:リポジトリ
- 情報システム用語事典:OLAP
- 情報システム用語事典:OLTP
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.