ニュース
5分で絶対に分かるデータベース:5分で絶対に分かる(5/5 ページ)
本記事では、「データベース」および「データベース管理システム」について、基本的なことから丁寧に解説します。
最新のDB周辺事情(2)
散らばった複数のDBを統合するという流れもあります。1990年代以降、多くの企業では小さなサーバで小さなDBシステムをいくつも作っていました。たとえ小さくてもデータは貴重な財産であり、システムは業務基盤として重要なことに変わりありません。そのため、それぞれのDBシステムの信頼性を高めて、セキュリティ対策を施し、性能を維持し、などと運用にかかる人手とコストが膨れ上がってしまいます。
そこで、1つの厳重な金庫を用意して企業の大事な財産を管理するかのように、DBを1カ所に集めることによって、管理効率が向上しコスト削減を実現できます。また、冗長性やセキュリティ対策が統合されて同じレベルになることは、提供するITシステムの品質の均一化につながるとともに、一括管理によってさらに品質も高めることができるのです。
DBは、「データを入れる単なる箱」ではなく、企業の大切なデータを守るためにさまざまな役割があることをご理解いただければ幸いです。
関連記事
- 5分で絶対に分かるITIL
- 5分で絶対に分かる内部統制
- 5分で絶対に分かるERP
- 5分で絶対に分かるモデリング
- 5分で絶対に分かるUML
- 5分で絶対に分かる情報セキュリティ監査
- 5分で絶対に分かるBPMS
- 5分で絶対に分かるSaaS
- 5分で絶対に分かるSOA
- 5分で絶対に分かるCRM
- 5分で絶対に分かるCIO
- 5分で絶対に分かるプロジェクト管理
- 5分で絶対に分かるシステム開発
- 5分で絶対に分かるビジネス・インテリジェンス
- 5分で絶対に分かるSCM
- 5分で絶対に分かるグリーンIT
- 5分で絶対に分かる日本版SOX法
- 5分で絶対に分かるオフショア開発
- 情報システム用語事典:構成管理データベース
- 情報システム用語辞典:大福帳型データベース
- 情報システム用語事典:リポジトリ
- 情報システム用語事典:OLAP
- 情報システム用語事典:OLTP
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.