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Google、スターバックスの全米7000店舗で無料Wi-Fiサービスを提供へ
これまでAT&Tが提供してきた米国内のStarbucksの無料Wi-Fi接続サービスをGoogleが引き継ぎ、従来の10倍のスピードのシステムにアップグレードする。
米Googleと米Starbucksは7月31日(現地時間)、GoogleがStarbucksの米国内の全店舗(7000店以上ある)で無料のWi-Fi接続サービスを提供すると発表した。今月から18カ月かけて、すべての店舗のWi-FiサービスをGoogleのものに切り替える。SSIDは「Google Starbucks」になる。
Starbucksの米国内店舗では、2008年から米AT&Tが無料Wi-Fiサービスを提供しているが、GoogleのサービスはAT&Tのサービスの10倍以上のスピードになるという。
また、Googleが高速ブロードバンドサービス実験「Google Fiber」を実施している地域(カンザス州の一部)の店舗では、従来の100倍高速なWi-Fiサービスになる見込み。
Starbucksは無料Wi-Fi接続サービスの他、昨年8月に米Squareと提携してモバイル決済システムを採用するなど、モバイルユーザー向けのサービス導入に積極的だ。最近では一部の店舗で無線充電サービスを開始している。
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