掲示板サイト「2ちゃんねる」を利用するための「2ちゃんねるビューア」のユーザー情報が外部に流出したとして、まとめサイトなどが8月26日までにこの事件に関する状況を伝えている。
まとめサイトや新聞社サイトなどによれば、外部流出した疑いのある情報は、メールアドレスやパスワード、有料サービス契約時に使用したクレジットカードの番号や名義、セキュリティーコード、電話番号、IPアドレスなどとみられる。漏えい規模は不明だが、3万〜5万件近くに上るもようだ。
2ちゃんねるビューアは、2ちゃんねるの過去スレッドの閲覧や2ちゃんねるの規制を回避した書き込みなどが行える。通称は「●(まる)」。有料サービスは年間33ドル、もしくは3600円とされている。近年では2ちゃんねるの書き込み規制が厳しくなっていたことから、ユーザー数が増加していたとみられる。
2ちゃんねるビューア開発元のN.T.Technologyは、同日午前にWebサイトで事件報告を掲載したとされるが、同日午後時点ではこの掲載を削除したもようだ。
漏えいした各種情報から匿名で投稿した内容なども暴かれる可能性があるとして、まとめサイトなどで大きな騒ぎになっている。
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