ニュース
Apple、CATVのベテランをエンジニアリングディレクターとして採用
IPネットワークや音声技術の経験を持つCATV界のベテラン、ジャン−フランコ・ミュール氏がAppleにエンジニアリングディレクターとして入社した。LinkedInの職歴欄に、“何か大きなこと”に参加すると書いている。
CATV機器の研究開発、認定のための米非営利団体CableLabsの幹部を務めた経験を持つエンジニア、ジャン−フランコ・ミュール氏が、米Appleにエンジニアリングディレクターとして入社したことが、同氏のLinkedInのプロフィールで明らかになった。
職歴の欄によると、2013年8月にCableLabsの技術開発担当上級バイスプレジデントを辞めた後、1カ月のオフを経てApple入りしたようだ。Appleでは“something big(何か大きなこと)”を担当するという。
IPネットワークや音声・動画技術を手掛けてきた同氏の経歴からみて、「Apple TV」関連のプロジェクトに参加するとみられる。Appleのティム・クックCEOは昨年末、米NBCのインタビュー番組で将来的な計画について尋ねられた際、「テレビをつけると、20〜30年前に戻った気がする。非常に興味深い領域だ。それ以上のことは言えないが」と語っている。
関連記事
- AppleのクックCEO、「来年には“メイドインUSA”Mac」と発言
NBCのインタビュー番組に出演したAppleのティム・クックCEOが、製造拠点の一部を米国内に戻す計画やiOS 6のマップ、テレビ事業への関心、ジョブズ氏についてなどを語った。 - Adobeの“Flashの擁護者”ケビン・リンチCTOがApple入り
かつてAppleがiOS端末でFlashを対応しないことを批難したAdobeのケビン・リンチCTOが、Appleのテクノロジー担当副社長に就任する。同氏はかつて、General MagicでOSとアプリを統括した経験を持つ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.